気軽に迫力サウンド「JBL FLIP4 / FLIP5 / FLIP6を比較 Bluetoothワイヤレス・スピーカー

JBL FLIP4(フリップ4) Bluetooth防水コンパクト スピーカー

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パソコンやスマートフォンなどで気軽に音楽を楽しめる人気のJBL FLIPワイヤレススピーカー。手頃な価格と音質のバランスの良い、ニューモデル「JBL FLIP6」 旧モデルFLIP4、FLIP5と比較。本格的なオーディオを持っていながら、気がつけば気軽に迫力のサウンドが楽しめるBluetoothワイヤレススピーカーで音楽を楽しむのが日常になっているほど魅力的なJBLのワイヤレス・スピーカーを紹介。

JBL FLIP6 とFLIP4 / FLIP5を比較

当時、JBL FLIP4を大手家電ショップで初めて見た時は、個性的な丸みを帯びた形状に素材の質感、JBLのロゴ、シンプルながら細部にまでこだわった一際目を引くおしゃれなデザインが一瞬で気に入ったことを覚えています。

外見のデザイン比較

FLIIP4からFLIP5はわずかながらサイズや細かな部分が変わったものの大きなデザイン変更はありませんでした。FLIIP6ではロゴの部分が変更され存在感のあるポップで大きいJBLのロゴへ変更。他の部分のデザインに大きな変更はなさそうなのは良いですが、個人的には少々ロゴが主張し過ぎる印象。以前のほうがシンプルで好み。

FLIP5からモノラル化された理由(FLIP4はステレオ)

私が一番気になるポイントだけ紹介しますと、FLIIP4ではステレオであったがFLIP5よりモノラル化され、ニューモデルのFLIIP6もモノラルのまま。筆者が4年ほど経過した今も変わらず愛用しているFLIIP4の音質が好みで手頃な価格ながら、迫力のサウンドを提供してくれる高いコストパフォーマンス性を評価している。モノラル化は正直、なぜ???というのが最初に感じたことであった。FLIP4に関しては以前記事にした下記「JBL FLIP4 Bluetoothスピーカー 防水」をご覧ください。

FLIIP4のサウンドに満足していたことから、モノラル化されたFLIP5には魅力を感じていなかったというのが正直なところです。

JBL PartyBoost機能

FLIP4でも搭載されていた「JBLコネクトプラス」というのをご存知だろうか?

「JBLコネクトプラス」とはスマートホン・タブレット用アプリ「JBL Connect+」を使って、同時に接続した2台のJBL FLIP4を左右のチャンネル用として設定可能となり、ステレオ再生を楽しむことができる機能だ。FLIP6ではJBL Connect+の接続性を向上させたJBL PartyBoost機能が搭載され、同様に二台でステレオ再生が可能。

モノラル化の理由

FLIP5がモノラル化になった要因に「JBLコネクトプラス」が関係しているのではないかと考えていた。ステレオで聴きたければ2台でこの機能を使ってくれ!的なことなのかと勝手な解釈をしていた。JBLコネクトプラスは音楽を楽しむ幅を広げてくれるのであるに越したことはないが、普段使いなら1台でコンパクトにサウンドを楽しみたいと言うのが、筆者の考えなのでモノラル化されたことには少々残念であった。この解釈は間違いではなかったが、理由はそれだけでは無かった。

FLIP440mm径×2ユニット構成のフルレンジスピーカーでしたが、2ユニット構成にすると「干渉や打消しが起こり音質劣化につながる」ことが理由でモノラル化された理由らしい

FLIP4とFLIP5の比較

FLIP5から採用されている44×80mmの大口径ユニット(最大20W)にパッシブラジエーター×2では、低音重視となりこれまでの特徴的なドンシャリなFLIP4とは方向性が変わってしまった印象。コンパクトなサイズをステレオ化することによる音質劣化のデメリットは理解したしが、とはいえ個人的には1台でステレオサウンドを楽しめるFLIP4に魅力を感じてしまう。FLIP5は低音志向に好まれ、もちろん十分にいいサウンドではあるが中高域や音の広がりがいま一つで、長く聴いているとなんとなく物足りなく感じる。

FLIP6に追加された16mm径ツイーター

ところがFLIP6ではFLIP5のスピーカー構成に、さらに新たに追加された16mm径ツイーター(最大10W)でより中高域が向上し豊かで厚みのある音質となっている。FLIP6に関しては、まだ試聴できていないのでサウンドに関してはなんともいえないが、検討したくなるモデルである。なお、モノラルではあるがサウンドイメージはDSP処理により2つのスピーカーと同等の広がりを表現している。Bluetoothも5.1となり、より通信性も向上。さらにイコライザー機能が実装された。

この仕様からも、一台でもそうだが、二台でステレオサウンドを楽しむにはFLIP6は魅力的に感じる。機会があれば、まず実際に試聴して検討してみたいものだ。

ちなみに、FLIP4、FLIP5も購入は可能だが、在庫品の販売であるため入手は日を増すごとに困難となるだろう。特にFLIP4は在庫も少ないせいか、現時点では定価の2倍前後の価格で販売されている。FILP4は個人的には好みでオススメしたいモデルだが、流石に2倍の価格になると魅力は半減する。それならFLIP6が一番魅力は感じるというのが今の見解です。

結局のところ、音に関しては聴く音楽によっても変わるし、音の好みもあるので自分好みを選ぶと言うことに尽きるだろう。

JBL FLIP4 Bluetoothスピーカー 防水

シンプルながら細部にまでこだわった一際目を引くデザイン

カラーバリエーションも豊富。充電用USBケーブルはJBLのロゴのカラーであるオレンジになっており、普通なら見えないように隠したいケーブルまでもがインテリアの一部として楽しめる点も嬉しいところです。ちょっとしたことなんですが、こういう配慮、遊び心が意外と消費者目線からみると大事だったりするんですよね。

JBL FLIP4(フリップ4) Bluetooth防水コンパクト スピーカー BOTTOM

初めて聴いた音の印象

肝心の音ですが、シャープな高音に程よい低音で、クリアーなメリハリのある音楽が楽しめるといった印象。当初購入予定だったBOSE SoundLink Mini speaker IIと比較した場合の私の個人的な印象ですが、BOSEは高音は控えめで厚みのある低音で全体的の柔らかな音質のスピーカーといった印象に比べ、FLIP4は中高音域がより強くシャカシャカ音も強く、低音は少し押さえ目で全体的にシャープな音質といった印象。このように書くと文面からはBOSEの方が良さそうに思われるかもしれませんが、ここでは分かりやすくする為に、それぞれの特徴を大雑把に表現していいますので誤解のないように…。後で説明しますが、それぞれ一長一短あり、好みで分かれると考えます。

BOSE SoundLink Mini speaker IIとの比較

私がJBL FLIP4を選んだ理由は、私はツィーターで感じる程よいシャカシャカ感が好きなのですが、このシャカシャカ感とメリハリのあるクリアーな中高音、そして中高音をしっかり生かすバランスの取れた低音が心地よく、好みであったということです。近年、スピーカーもコンパクト化が進み、昔とは比較にならないほど高音質なスピーカー次々と発売されておりますが、とは言え所詮は安価で手に入るコンパクトスピーカーです。本格的なスピーカーと比較してしまえば、どれを取ってもチープな音に感じてしまうのは仕方のないことです。

JBL FLIP4(フリップ4) Bluetooth防水コンパクト スピーカー FRONT

あくまでも低価格、省スペースで気軽に簡単に楽しめるワイヤレス・ポータブルスピーカーであるということを念頭にいれ考えてみると、BOSE SoundLink Mini speaker IIは確かに厚みのある柔らかい音で、他のメーカーに比べると奥行のある本格派の音を意識した音質といった印象を受け、一見聞き比べると人気の理由も頷けるのですが、しばらく聞き続けると聴けば聞くほど音が籠ったような印象も感じます。

よく言えば低音が利き、厚みある柔らかい音質で聞きやすいとも言えますが、悪く言えば、伸びやかな中高音が楽しめず、フィルターのかかったような、こもった音にも感じます。コンパクトなボディに奥行を出し本格派な音を表現していることのデメリットとして、このような音質に感じるのではないかと、私の個人的な印象としては感じました。

欲張りすぎない…「潔さ」

一方、JBL FLIP4は、あくまでもワイヤレスポータブルスピーカーということを認識し欲張りすぎない…「潔さ」感じます。その潔さがコスパの高い高音質のサウンドになっていると感じています。スピーカーから出る音も食事などの味覚と同じで感じ方も好みも違うので、人によっては、シャープな音が聴き疲れるという方もいると思いますが、クリアーでメリハリのある中高音、そして、この中高音をしっかり生かすバランスの取れた低音はコンパクトなボディながら、迫力あるサウンドだと感じます。

前述で低音は控えめだと説明しておりますが、低音が物足りないほどの軽さではなく、楽曲にもよりますが、迫力を感じるだけの低音はしっかりと出ます。繰り返しになりますが、ツィーターの程よいシャカシャカ感が好みの方も結構多いと思うのですが、このシャカシャカ感を好む方なら、私の知る限るこのJBL FLIP4が一番かもしれません。しかも価格もSoundLink Mini speaker IIと比べて価格は半値以下です。コスパが非常に高いモデルでおススメです。

追記(2021/8/14):現在、JBL FLIP4からFLIP5へ変更され生産されてないのか?、海外輸入など残りの在庫数だけとなっていると思われ値段が倍以上になっているようです。特に人気のブラック色は高め。

好きな音楽、よく聞くジャンルによって相性、好みもありますのでスピーカーの音質の好みも変わるのかもしれませんのでその点も考慮して選ばれるのも一つです。私の場合、Radiko(ラジコ)でラジオを聴いたり、ヒップホップ、R&B、ファンク、ディスコ、ジャズなど幅広く聴きますが、ボーカルの声が実にクリアーに入ってきます。高音、中音、低音のバランス良いクリアーなサウンドを楽しめております。

JBL CHARGE3との比較

また当時、店頭にはJBL FLIP4と一緒に JBL CHARGE3 のBluetoothスピーカーもあり試聴もしました。こちらはデザイン的には似ておりますが、サイズ的には一回り大きく、そのボディサイズからもFLIP4より迫力あるサウンドが楽しめそうな印象を受けました。実際、音を比較すると低音色が強く低音重視の方にはこちらがおススメです。FLIP4は低音が弱く軽い印象を持たれる方もいるようですので、そういう方にはCHARGE3の方が良いのかもしれません。ただ、個人的意見としては、しっかりと高音も欲しいという方には、物足りない印象を受けました。重低音を好む方も少なくないとは思いますが、このような一体型のコンパクトスピーカーの場合、高音が歪むというか、中高音のいい部分が消され・低音に負けバランスが悪くなる印象を私としては受けてしまいます。もちろん私も中高音はそのままに、さらに迫力ある低音があれば…という願望はありますが、所詮はポータブルスピーカー。そのパフォーマンスには残念ながら限界があります。これ以上のパフォーマンスを求めるのは難しいのではないか感じます。そして、この価格、このコンパクトなボディでこのクオリティなら十分に満足できる商品だと思います。自宅で程よいボリュームで…、多少大きめの音で…楽しむなら、FLIP4の方が音のバランスが良く感じるのではないかと考えます。また、JBL CHARGE3とSoundLink Mini speaker IIでの選択なら、かなり悩みますが…もしかしたら後者を選ぶかも!?しれません。

JBL FLIP4(フリップ4) Bluetooth防水コンパクト スピーカー DETAIL

JBL FILP4の特徴

JBL FLIP4(フリップ4)についてもう少し詳細を紹介しますと、ワイヤレス機能を追求した防水Bluetoothスピーカーというのが謳い文句。屋外、いわゆるアウトドアで気軽に迫力ある音楽を楽しみたいという方を意識したデザイン+仕様のスピーカーです。IPX7防水機能に対応し、万が一の水没にも安心なのでプールや水辺などの屋外のレジャーから、キッチンやお風呂まで安心して音楽を楽しめます。またスマホなどの音楽再生デバイスを2台までBluetooth接続し、音楽を交互に再生できるソーシャルモード機能付き。さらに、面白いのが「JBLコネクトプラス」という機能が搭載されていることです。スマートホン・タブレット用アプリ「JBL Connect」を使って、同時に接続した2台のJBL FLIP4を左右のチャンネル用として設定可能となり、ステレオ再生を楽しむことができます。よりライブ感のあるパワフルかつ本格的なサウンドお楽しみたい方にはこの機能は嬉しいのではないでしょうか。現実的にはなかなか実現は難しいですが、同時に100台以上のスピーカーと接続も可能になっています。私は現在、1台しか持っていませんが、JBL Connectの輪を広げて沢山のスピーカーで聴いてみたいものです。

JBL FLIP4(フリップ4) Bluetoothスピーカー 箱(ケース)

JBL FILP4の仕様

  • Bluetooth バージョン4.2
  • 対応プロファイル A2DP V1.3、AVRCP V1.6、HFP V1.6、HSP
  • オーディオ入力 Bluetooth、外部音声入力
  • 最大出力 8W×2
  • ユニット 40mm×2
  • 周波数特性 70Hz-
  • サイズ(H x W x D) 68×175×70(mm)
  • 重量
  • 電池 リチウムイオン充電池 <充電:約3.5時間、再生:約12時間>
  • 付属品 充電用USBケーブル(オレンジ)

実際に視聴することがおススメ!

最後に、記載の内容は私個人の主観的な感想も多く含まれておりますので、1つの考え感想としてご理解いただければと思います。また可能であれば実際に店頭に足を運んで頂き、視聴コーナーなどで実際に聞き比べてみるのも良いかと思います。

追記(2021/8/14): こちらは「FLIP5」です。音質は、FLIP4と比べてFLIP5になって少し高音域が抑えられ中音域に厚みや深さが出たよう洗練された音になったといった評価のようです。音は好みもあるのでどちらが良いとかは言えませんが、メリハリの利いたドンシャリ感を好む方はFLIP4の方が良さそうです。サイズ、重さなども若干変わっていますがぱっと見では同じように見えるくらいルックスは似ています。残念なお知らせとして、FLIP4は「ステレオ」ですが、FLIP5では「モノラル」になっているらしいです。え〜〜〜なんでモノラル?って感じがしませんか?2つ以上で使えってこと? 1つで場所を取らず聴けるからいい気がしますが。2つ以上で使う目的であれば、モノラルが良いのかも???、このほかマイクロUSBケーブルからUSB-Cに変更。これはいいんです。なんとケーブルの色がブラックのケーブルになっています。ガッカリ…、細部のまでこだわっているところにも惚れてるのに。残念だなー。実際に聴き比べていないのでわかりませんが単体で使用するのであればFLIP4いい気もしますが。。。

バッテリーの寿命がきたらどうする?

使っていくと、避けて通れないのがバッテリーの寿命問題。

最近、バッテリーの持ちも悪いけど、たまに音割れがひどい症状があるって方いませんか?

もしかしたら、音割れの原因はバッテリー寿命が原因かも!?

そんな方へ、JBL FLIP4 Bluetoothワイヤレス スピーカーのバッテリー寿命について、セルフで行うバッテリー交換方法とJBL FLIP4対応のバッテリーについて紹介していますので、ご覧ください。

JBL FLIP4 スピーカー バッテリー寿命と交換方法 JBL FLIP4 スピーカー バッテリー寿命と交換方法

FLIPシリーズも年々進化しています。今後の展開も楽しみではありますが、FLIP4のようなステレオスピーカーが再登場してほしい。

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