動画撮影に必要なカメラと機材の準備「YouTube動画制作の体験談」 | 32ARTS(サニーアーツ)

動画撮影に必要なカメラと機材の準備「YouTube動画制作の体験談」

PENTAX K5 ペンタックス

YouTube・動画制作の未経験の私が、実際に経験した体験談や技術的な点も含め紹介していきたいと思います。自分の為の備忘録としての側面もありますが、これから始める方などの参考になる情報をお伝えできればと思っています。なお、私はフリーでホームページ制作、ECサイト運営等、WEB関連の仕事を15年以上やらせて頂いています。仕事柄 パソコンやウェブの知識はそれなりに持ち合わせており、またWEB制作の依頼では制作に必要な写真撮影なども行っております。(カメラ機材や撮影の知識は趣味レベルです。)

YouTubeでVLOGを始める為にまずは動画撮影の為のカメラ機材、編集ソフトなどの購入・準備が必要となります。最近はスマートフォンのカメラ性能も高く、手軽に始めるなら携帯性も良く誰でも簡単に撮影も可能です。編集アプリなどもあり簡単に始められることもでき、初期投資を抑えるならこの辺りから始めるのも良いでしょう。私の場合、もう少し撮影・編集にもこだわりたい…徐々にステップアップし、ある程度本格的なものを制作していければ…と言った考えでスタートしています。

スマートフォン

1)撮影機材を準備

動画撮影用のカメラといても多種多様、何を選んでよいか悩ましいところです。残念ながら、私のわがままな望みを全て満たしてくれる完璧なカメラは恐らく存在しないでしょう。恐らくこのことはカメラ選びで誰もが感じることではないかと思います。それはこだわりや要求が多ければ多いほど感じるはずです。また予算的な都合もあります。目的、用途に応じてカメラ選びをすること、完璧なカメラは無いという認識を持ち予算の中で上手にカメラ選びをすることに注目し、これまでのstill(スチール)撮影の経験に基づき撮影機材(カメラ)選びのポイントを5つ挙げました。

  • 使用目的・撮影スタイル(携帯性、使いやすさ、利便性)
  • カメラの機能、性能、サイズ感
  • 価格・予算
  • 技術、知識、経験値

使用目的・撮影スタイル(携帯性、使いやすさ、利便性)

撮影機材としてカメラを揃える上での一番のポイントは「どのような目的、シーン」で撮影をするのか?ということです。これが明確であればあるほどカメラ選びで失敗する可能性が下がります。この点を明確にすることさえできればカメラ選びは案外難しくないかもしれません。私の場合を例に紹介したいと思います。

PENTAX 単焦点レンズFA77mm F1.8 Limited

自宅での撮影だけでなく、外出時の何気ない日常やドライブなどの撮影にも気軽に持ち出せる携帯性に重きを置き機材選びをしたいと考えていました。趣味のスチール撮影を始めた当初はPENTAXはK-5(APS-C)一眼レフを購入し、惚れ込んで購入した単焦点レンズFA77mm F1.8 Limitedを付け撮影を楽しんでいました。APS-Cタイプで一眼レフとしては比較的コンパクトなサイズ感ではあるのですが、私の所持する小さめのバッグに忍ばせておくには少々大きく、一眼となると重さも多少ありますのでいつでもどこでも…とはいかず、いざという時にカメラがないというケースも少なくありませんでした。

RICOH GR(リコー)

そんな中、RICOH GRのコンデジが発売され、勢いで購入。センサーサイズはAPS-Cを搭載、広角の単焦点レンズを装備した優れた撮影力と携帯性を兼ね備えたカメラは私の小さなバックに常に入れっぱなしにしているほど小さく軽い、どんな場面でも瞬時に取り出せ一眼レフカメラにも劣らぬクオリティの高い撮影が可能。カフェなどで料理の撮影を気軽に撮影するにも、この広角レンズの距離感が丁度よい。なによりもコンパクトなので周りの目も気にならず撮影できる点が一番のポイント。小心者なので一眼レフを出して撮影するのは意外と躊躇するものです。このGRのコンデジを手に入れてからは、PENTAX K5の出番は徐々に減り今では気合の入った撮影でもない限り、RICOH GRの一択となっているのが現状。今後の動画撮影でも同様の撮影スタイルであると考え、私の場合は携帯性は撮影機材選びにとって一番重要なポイントであるという結論に至りました。

例えば自宅やスタジオ撮影が基本であれば、携帯性はそれほど重要ではなくなります。ユーチューバーでよくあるセルフィー撮影(自撮り)が中心であれば、撮影中に自分の姿が確認できるタイプの液晶モニター(チルト式やバリアングル液晶)も不可欠です。屋外、屋内、スタジオ、夜間、日中、人物、景色、登山、海、スポーツ・アクション系、モーター系など…どんなシーンで撮影するのか書き出し、使用目的を明確しておくことをお勧めします。ここに上げた全てのシーンで万能に使えてあなたの望む映像品質を満たしてくれるカメラは存在しません。ましてや予算に制限があればなおさらです。カメラはそれぞれに個性、得意分野があり、完璧なものは存在しない。だからこそ「使用目的・撮影スタイル」を明確にすることがとても重要になります。

カメラの機能、性能、サイズ感

ハンディカメラ JVC everio 光学60倍

動画撮影用のカメラを種類別に分けてみました。どのタイプのカメラにするか?その用途、得意分野を認識し前述の「使用目的・撮影スタイル」に応じたカメラ選びをすることがポイントと考えます。

カメラの種類

  • ハンディカメラ
  • アクションカメラ・ウェアラブルカメラ
  • 一眼レフ/ミラーレス
  • コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
  • スマートフォン

ハンディカメラ

映像に特化しているビデオカメラでオートフォーカスや手ブレ補正、長時間撮影など動画撮影の面で高性能・高機能。軽さ・持ちやすさなど長時間の撮影に配慮された仕様になっています。

アクションカメラ・ウェアラブルカメラ

海、川、山などのアウトドア、スポーツ、モーター系などに対応した耐久性に優れたコンパクトカメラで、防水、衝撃への強さ、実用レベルの手振れ補正などアウトドアスポーツなどの映像を撮影するのに向いている様々な特徴を持ったモデルがあります。身体や機材に固定できるウェアラブル対応のものも多く臨場感のある映像を撮影することも可能。

デジタル一眼レフ/ミラーレス

デジタル一眼の一番の魅力はレンズ交換が出来ること。被写体やシーンに応じ好みのレンズを利用し自分好みの画像づくりできること。他のカメラよりボケ味など深みのある撮影が楽しめる。スチールカメラとして利用されていましたが、近年は動画撮影に対応した高機能な動画撮影ができる一眼が増えてきており、動画撮影用としても人気がでてきています。但しデジタル一眼は動画連続録画時間30分制限があり(関税によるものらしいのです)長時間の撮影が多い場合は向きません。

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)

ざっくりと言えばレンズ交換のできないデジタルカメラ。一般的なコンデジからデジタル一眼並みの機能や描写性を備えた高級コンデジなど様々な種類、タイプのものが出ています。デジタル一眼に比べコンパクトで軽量というのが魅力。

スマートフォン

近年は高性能・高画質なカメラが備わっており、安価なコンデジよりも優秀なものも少なくない、携帯性に優れ気軽にいつでも撮影できるのが魅力

例えば、海、山のレジャー、スポーツなど、使用することが前提でしかも実際に激しい動きや長時間の動きながら撮影することが目的ならアクションカメラ・ウェアラブルカメラですよね。綺麗な映像が取れるからとデジタル一眼を購入した場合、手ブレ機能の弱さ、防水性、重さなど様々なデメリットを考えると…頑張って何とか撮影できるでしょうが、その撮影はなかなか大変なものだと痛感することでしょう。恐らく、そのカメラの出番はなくなるでしょう。いくら高画質なカメラとは言え、用途が違いますので、いい映像なんてほとんど撮れていないとおもいます。もし上手に撮れているのなら、恐らく…その撮影はかなりの時間と労力がかかり非効率的なものだと想像します。

私の場合ですと、撮影場所は「自宅、車でのドライブシーン、屋外」、「シネマティックな味わいある映像」と同時に「ドライブや屋外で気軽・手軽にサックっと撮影」とわがままな要望である。携帯性・機動性と高画質。ただし、スポーツなど激しい用途は必要としないがドライブや、歩行しながらの撮影はカバーしたい。

案1:一台で決めるなら「高性能・高画質なコンデジ」に歩行時など手ブレ対策として軽量なジンバル。

案2:より高画質で味わいのある映像を求めるならミラーレス一眼とジンバル…。

案3:最近はアクションカメラ・ウェアラブルカメラも高画質、高性能なうえコンデジよりもコンパクトなので、先々はミラーレス一眼を視野に入れつつ、まずは1台目として利便性の良いアクション系のカメラから入る…

価格・予算

なるべくお金を掛けずに画質、編集のクオリティへの妥協が許せるのであればスマートフォンとアプリを使った制作が可能です。動画制作には、撮影機材はもちろんですが、SDカードなどのメモリー、三脚、NDフィルター、照明、ケースなどのアクセサリーからパソコン、編集ソフトなど必要となってきます。

例えばフルサイズで4Kのデジタル一眼の場合、センサーサイズが大きくなるため本体は勿論、レンズも高額になり、さらに扱うデータ量も大きくなります。データが膨大になれば、動画データを編集する為のパソコンスペックが要求され、ファイルを管理するためのハードディスクや、編集ソフトなども必要となります。スペックの低いパソコンでは重くなったり、容量が足りなかったりと作業効率も悪くそれなりの投資も必要となってきます。少なくともカメラだけ揃えればOK!というわけにはいきません。映像にこだわりたいと、カメラばかりに気持ちが行ってしまい、いざ撮影し編集の段階になってから、パソコンの買い替え、編集ソフトなどの大きな出費が発生し予算オーバーにならないように検討する必要があります。フルサイズで4Kの動画を高機能の編集ソフトで扱う場合、ある程度のパソコンスペックや保管の為のハードディスクは必須となります。パソコン環境に不安があるならセンサーサイズはAPS-Cまでに抑えておくなど扱うデータ量、編集にまで目を向けた予算でカメラ選びをすることをお勧めします。

必要になってくるもの

カメラアクセサリー 三脚

  • カメラ、レンズ
  • 三脚、スタンド
  • メモリーカード(SD,maicro SD等)
  • 照明、レフ版
  • ジンバル
  • マイク
  • パソコン(撮影データに応じたスペック、容量)
  • 編集ソフト

技術、知識、経験値

カメラ選びの最後に要素として技術、知識、経験値です。いくら高性能、高画質なカメラだからと言って誰でもそのカメラのパフォーマンスを活かした映像を撮影できるわけではありません。ぞれぞれのカメラで難しさはありますが特にデジタル一眼カメラでの動画撮影は難易度は高く感じています。また同じデジタル一眼でも機種によっても扱いやすものから難易度が高いものまであります。知識、経験値が乏しい状態で高額で難易度の高いカメラを購入しても本来のパフォーマンスを活かしきれず思うような映像が撮影できないず挫折…ということにならないよう。いきなりハードルを上げるのではなく、最終的な目標を設定しなが、少しずつステップアップして計画的な投資をするのも一つの方法だと考えます。カメラも日々進化しております。あなたの撮影の腕が上がりステップアップできる環境が整ったときには、その当時よりさらに高機能、高画質なカメラが出ている可能性も十分にあります。またカメラの知識、経験値上がったことにより、より的確なカメラ選びができるはずです。

私のカメラ選びの結論

私もスチール撮影ばかりで動画撮影に関してはこれからということ、前述のような携帯性、手軽さという考えから案3:先々はミラーレス一眼を視野に入れつつ、まずは1台目として利便性の良いアクションカメラ・ウェアラブルカメラ系のカメラから入るという結論にいたりました。

  • 気軽に撮影でき、撮影の機会も増え、あらゆる場面で撮影を試すことが出来るのではないか
  • 動画入門者にも機能的な面での扱いやすさから撮影のシーンやアングルなどの撮影に集中できる
  • 予算面でも投資を抑えられる
  • 先々視野に入れているミラーレス一眼を購入後もセカンドカメラとしても使い分けできる

次回は実際に私が購入したカメラについてご紹介いたします。

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