収納&デザイン性に優れた日本製 中尾アルミ「ヤットコ鍋」省スペース | 32ARTS(サニーアーツ)

収納&デザイン性に優れた日本製 中尾アルミ「ヤットコ鍋」省スペース

ヤットコ鋏 15cm 18cm 24cm 「中尾アルミ製作所」

キッチン周りの収納スペースを圧迫する鍋。棚や収納ボックスによる対策方法もありますが、個人的には棚などを増やすという考えは、掃除の手間も増える上、見た目もごちゃごちゃしてしまい好きではない。できるだけシンプルにすっきりとした収納したい。鍋もインテリアの一部と考えてデザイン性、収納性、使い勝手も含め検討してみた。これまで雑然と置かれていた統一感のない鍋を処分し、新しく鍋を入れ替えてキッチン周りをスッキリさせることに。

1)これまで使用していた鍋達

これまで所有していた各種鍋、フライパン

カレーやみそ汁、即席ラーメン、おでん、煮物やパスタ、そばをゆでるナベとして使用してきた鍋達。特に画像の一番奥に見えるナベは、そばやパスタをゆでるために購入したものですが、重い…大きい…とにかく洗うのが面倒、スペースも圧迫するなど使い勝手が非常に悪い。気軽にササっと使うには全く向かないので、ほとんど出番もなく奥にしまい込んでいた鍋です。パスタ、そばをゆでるのも手前から2番目のテフロン制の鍋で十分。洗うのも楽です。このナベは既にテフロンが剥がれ、もはや、麺ゆで専用と化していますが…(笑)。ちなみに炒め物は鉄製フライパンとスキレットを使用。

2)省スペースの「ヤットコ鍋」

鍋で収納性の妨げとなるものが「取っ手」です。取っ手が無ければサイズの異なる鍋も入れ子にして収納することが可能になり省スペース化が可能となります。そこで購入したものが、和食料理人などプロが使う道具「やっとこ鍋」。ヤットコ鍋とは取っ手がない鍋を「やっとこ」という道具で挟んで持つため、その名前がつけられたそうです。デザインもシンプルで見た目の印象もスッキリしてよい。

打出ヤットコ鍋+EBM 鉄 ヤットコ鋏の使用例「中尾アルミ製作所」

購入したものは、業務用の老舗 中尾アルミ製作所の「アルミ 打出 ヤットコ鍋」15cmサイズ / 24cmサイズと「キングデンジ ヤットコ鍋 ステンレス製」18cm の3つの鍋、そして「EBM 鉄 ヤットコ鋏」「パングリッパーPG-L」。煮物、汁物用をメインとして15cm/18cm を選び、焦げ付きやすいカレーなどにも使用したいので18cmのものはステンレス製をチョイス。ホウレンソウなどの野菜やパスタ、そばなどの麺をゆでることも多いので少し大きめの24cmサイズも購入。パスタ麺や食材のサイズ感を考慮すると26cmと迷ったがあまり大きくなると、お湯がたっぷり入った鍋をヤットコ鋏で扱うことや洗い物、収納など使い勝手に影響がでる気がして控えめに24cmを選んだが個人的には正解であったと思う。これくらいあれば十分と言った印象で扱いやすさとしてもこのくらいのサイズまでにした方がいいのかな!?と感じています。(私は買わないが26cmくらいまでなら、ギリ…ありかも!?パスタ麺や食材などを茹でることだけで見れば24cmだと満足とは言い切れず26cmの方が容易である。)

打出ヤットコ鍋/15cm 18cm 24cm「中尾アルミ製作所」

中尾アルミの「アルミ 打出 ヤットコ鍋」

購入した道具は、業務用の老舗 中尾アルミ製作所の「アルミ 打出 ヤットコ鍋」。アルミ素材なので熱伝導が良く、軽くて扱いやすい。取っ手がないので、ボウルとしても使えます。お手入れもボウル同様に洗いやすいく使い勝手の良い鍋です。中尾アルミの打出ヤットコは鍋底が3mmと厚手で保温性にも優れており煮物や汁ものなど調理もしやすい。一般的な雪平鍋などにくらべて底部が厚手ということで、購入前は重さがどうか気になっていましたが、もともと軽いアルミ製の鍋ですので全く心配いりませんでした。重いといった印象はなく軽すぎず、程よい重さになり底部の重みが増したことで安定感があって調理しやすい。シンプルながら程よい丸びを帯びたシルエットに打出の鍋は見た目も好みです。(この後紹介するステンレス製のものより見た目はこちらが好みです。)

打出ヤットコ鍋/15cm 22cm 底部「中尾アルミ製作所」

アルミ製鍋のデメリット

アルミ製鍋のデメリットとして「酸やアルカリに弱い」ため保存容器としては向いていません。調理した食材は鍋に入れっぱなしで保存せずに他の容器に移すことで鍋が長持ちします。酢を使った料理にはあまり向いていないので酢を使った料理が多い方には向いていないかもしれません。食材・調理内容によって黒く変色することがあるため定期的にクレンザー等でのお手入れすれば良いようです。なおフッ素加工など表面処理加工してあるアルミ鍋は表面を傷付けるのでクレンザーもNGです。この中尾アルミ製のアルミ鍋は表面加工無しです。また重曹は弱いアルカリ性の性質をもちアルミの鍋にはNGですのでご注意ください。重曹とアルミが化学反応を起こし黒ずむこともあるようです。アルミ鍋は焦げやすく、焦げた場合の焦げ落としも大変だと言われますが中尾アルミ製は厚底なのでアルミ鍋の中では焦げ付きにくい鍋です。ある程度用途にも幅があると思いますが、汁ものや煮物など焦げにくい調理などの専用鍋としておススメです。私もそのように使っています。なお、この鍋はIHには対応しておりません。

中尾アルミの「キングデンジ ヤットコ鍋」

今回、3サイズのヤットコ鍋を購入していますが、アルミの弱点も踏まえた上でカレーや煮詰めたり焦げ付きが心配な料理などを想定し一つは、日本製 中尾アルミの「キングデンジ ヤットコ鍋」も購入。こちらはIH対応(電磁調理器にも100%対応)、もちろんガス火も対応。プロの手による最高級研磨仕上げ、板厚で保温性がアップ、耐久性に優れたステンレス製。

キングデンジ ヤットコ鍋「中尾アルミ製作所」

ステンレス製はアルミよりも硬く変形しにくく、サビにくい材質で手入れがラクと言われます。一度温まると冷めにくく、じっくり火を通していく煮込み料理に適しています。天ぷらなどの揚げ物にも向いています。酸に強く酢を使う料理が多い方にも安心、そのまま保存容器として冷蔵庫での保存も問題なし(取説ではおすすめしてないと思いますが…)。キングデンジ ヤットコ鍋は電磁調理の誘導過熱の効率性を素材から追求、保温性の高い厚板ステンレスを採用。独自の新素材ステンレスで電磁波の吸収が違う。特殊の採用により異種金属間に発生する電位腐食も心配なし。

ステンレス製 キングデンジシリーズ ヤットコ鍋「中尾アルミ製作所」

ステンレス製鍋のデメリット

ステンレス製鍋のデメリットは、熱伝導率は低めなので熱は回りは遅い。アルミ製よりも重い。焦げについては購入前にWEBで調べると「焦げ付きやすい」という方がいれば「焦げに強く焦げを落としやすい」という方も。

どっちやねん。(笑)

ステンレスは単層、底面圧着本体単層、全面多層の構造があり、多層でも軟鉄がサンドイッチされてるものやアルミニュウムがサンドイッチされているものなどあり、素材・構造だけでなく細かな仕様・技術的な面でも品質は変わってくるでしょうし、使い手の使いかた、使用用途でも違ってくるでしょう。比較対象によってもその見解も変わってくるでしょうから、結局のところ実際に使ってみなければわからないというところではないかと思います。

ヤットコ鋏 15cm 18cm 24cm 省スペース「中尾アルミ製作所」

実際に使用した感想は、鉄と比べると焦げ付きやすいですが、アルミよりは焦げにも強く焦げを落としやすい印象です。注意して調理しているので致命的な焦げを出したことは無いですが…。カレーなどの場合は焦げ付き易いのでアルミ鍋ではなくこちらのステンレス製を使ってますが、ステンレス特有の変色や加熱しすぎたことによる茶色っぽい軽い焦げ色?がついたりするなど見た目が汚くなってきます。ステンレス自体が変色したものではないようなのですが、普通に洗っても簡単にはとれません。お湯にお酢をいれて数分沸かすとか、セスキ炭酸ソーダをつかうとか綺麗にする方法はあるようですが効果や良し悪しは分かりませんので、ここでは控えさせてもらいます。

打出ヤットコ鍋/15cm 18cm 22cm / EBM 鉄 ヤットコ鋏・パングリッパーのセット2「中尾アルミ製作所」

アルミもステンレス鍋も火加減に注意したり、用途に応じた使い分けをすれば個人的には大した問題ではないよう気もします。私の場合、フライパンは鉄製のもを使っており、それぞれに使い勝手の良さがあるので料理や調理方法でアルミ、ステンレス鍋も使い分ければ良いと考えています。

ヤットコ鋏とパングリッパー

ヤットコ鍋にヤットコ鋏は付属されていませんので別途購入となります。購入したのは「EBM 鉄 ヤットコ鋏」と「パングリッパーPG-L型」。 ヤットコ鋏はメーカーもいくつかあるようですが、機能面で難が無ければ基本的にどれでも問題ありません。鋏はペンチのような形状で、てこの原理で、鍋のをがっちり挟んで持ち上げることができますので鍋を落とす心配はありませんが、慣れないうちは、たっぷりとお湯の入った鍋を持上げるのが心配で恐る恐る持ち上げていました。慣れるまではぎこちない動作になったりしますが慣れてしまえば扱いも簡単です。安全の為にもヤットコ鍋専用の鋏を使うこと。

パングリッパーPG-L型、 EBM 鉄 ヤットコ鋏

ヤットコ鋏は普通の鍋と持ち方が異なるので、調理の際に取っ手の付いた鍋のように持てないというのが不満な点。そこで「パングリッパーPG-L型」も購入。ただし、ヤットコ用として用意された道具ではない!?と思いますので使用には注意する必要があるでしょう。実際にテスト的に空のヤットコ鍋をこのパングリッパーでチャーハンを炒める動作を激しくやってみました。少し大袈裟なアクションを入れつつ、慣れた時の想定で緊張感を持たず ざっくばらんな感じで振ってみました…すると一瞬だと思うのですが、無意識にグリップを持つ力が緩んだことによる鍋の落下が起こりました。

ヤットコ鍋15cmとパングリッパーPG-L型使用例「中尾アルミ製作所」

極端なテストではあったのですが、慣れてくればちょっとした油断も出てきますので考慮すべきと点と考えます。ヤットコ鋏よりも挟む力も弱くなるのは感覚的に感じますので使用には注意が必要でしょう。調理時など軽く持ち上げる程度の作業や小さめの鍋や中身が重くない状態での使用するなど重量に対しても制限をかけ、過信はせずに使用されたほうが良さそうです。たっぷり入ったお湯や中身の重いもの持ったりする場合の使用は万が一のことを考え避けた方がよいと思います。(ご使用の際は自己責任で使用ください。)

鍋蓋・落し蓋

ヤットコ鍋には蓋が付いていないので鍋蓋用として鍋サイズに合わせ少し大きめ落し蓋で代用。「双葉商店 イチョウの落し蓋 16cm/18cm」を購入。

双葉商店 いちょうの落し蓋 16cm 18cm

使いかたは画像を見て頂ければお分かりかと思いますが、18cmのヤットコ鍋に落し蓋18cmを使い鍋蓋として代用(本当はひとまわり大きいものが良かったのだが…)。16cm落し蓋は本来の使いかたとして使用できます。15cmのヤットコ鍋には落し蓋16cmを鍋蓋として使用。こちらは、丁度いい感じに蓋として使えてます。

双葉商店 いちょうの落し蓋 16cm 18cm とヤットコ鍋アルミ&ステンレス 設置例

双葉商店 いちょうの落し蓋 16cm とステンレス鍋設置例

天然のイチョウの木を使い 一つ一つ職人の手仕事で作られています。曹洞宗大本山永平寺を代表する雪深い越前の山奥から切り出された無垢材を使用。一文字の持ち手と蓋は、接着剤等は一切使用せず はめ込みなので安心して使用できる落し蓋です。イチョウの木の落し蓋ということで木の持つ匂いが気になるところでしたが、個人的な感想としては苦手な匂いでした。使用していくうちに匂いも多少弱くなってきています…匂いを除けば使いやすいです。なお、落し蓋は使用前に水で濡らしてから使用します。

追記:鍋蓋をステンレス&アルミ製の蓋へ買い換え

遠藤商事 業務用 TKG PRO 鍋蓋 18cm用 ステンレススチール とヤットコ鍋

イチョウの木の落し蓋を使用していましたが、木の素材の為、魚料理などの影響で落し蓋ににおい浸み込み、これが個人的に苦手で今回買い替えることに。私の使いかたや手入れ方法が悪かった可能性もありますが、いずれにしてもズボラな私には管理が難しく向かなかったようです。見た目のデザインなど気に入っていたので残念です。

遠藤商事 業務用 TKG PRO 鍋蓋 18cm用 0 ステンレススチール

中尾アルミのキングデンジ ヤットコ鍋18cm用には同じステンレス素材の「遠藤商事 TKG PRO 鍋蓋18cm用 ステンレススチール」を購入。サイズもピッタリ。専用の蓋ではないので完全な密封とはいきませんが、重すぎず、手頃な軽さで鍋蓋としてフィット感も悪くありません。

遠藤商事 業務用 TKG PRO 鍋蓋 18cm用 0 ステンレススチール 蓋の裏側

中尾アルミのアルミ打出ヤットコ鍋15cm用には同じアルミ素材の「本間製作所 アルミ蓋 15cm」を購入。サイズ感も良好。アルミ素材なので軽いですが、調理も煮物程度なので使用上の不満はありません。今回2つの鍋蓋を追加購入したわけですが、デザインもシンプルで見た目も悪くありません。価格も手頃でコスパは良いかと思います。

本間製作所 ふた アルミ 15cm

3)最後に

今回の目的であった「キッチン収納の省スペース対策」「使い勝手の良い鍋選び」「デザイン性」ということでこれまで使用していた鍋と入れ替えてみたが、思っていた以上に満足している。収納を増やすことなく以前よりもスッキリした収納が可能となり、取り出しから調理、洗い、片付けまでの一連の流れも以前より快適になっている上に、ボウルや保存容器としても代用できることも有難い、デザイン性もシンプルで満足しており心なしか気分よく料理できるのもいい…。これを機にキッチン周りを少しづつ見直していくのも悪くない。

収納に便利な打出ヤットコ鍋 15cm 18cm 24cm「中尾アルミ製作所」