Keychron K2 待望の日本語配列メカニカルキーボードが登場 | 32ARTS(サニーアーツ)

Keychron K2 待望の日本語配列メカニカルキーボードが登場

Keychron K2 待望の日本語配列メカニカルキーボード

メカニカルキーボードで人気のKeychron K2から日本語(JIS)配列が登場。Windows/Android/Mac/iOSに対応、ケーブル接続・Bluetooth接続のどちらでも接続可能。2021/8月より国内販売が開始され、K2の日本語(JIS)配列、英語(US)配列が国内でも手に入るようになった。早速、日本語(JIS)配列のKeychron K2をゲットしたので紹介します。使ってよかったところ、イマイチだったところについても正直にお伝えします。

1)Keychron K2 待望の日本語配列メカニカルキーボード

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード左側キー配列

Windows/Android/Mac/iOSに対応した「Keychron K2」、キー数は87(日本語:JIS)。結論から言いますと打感最高です。キーボードを打つのが心地よく、楽しい。もはや打感を味わうために記事を書いているのではないかと錯覚するほど「気持ちいい〜(笑)」。でも本当に大袈裟ではなく…です。しかしながら、デメリットと言いましょうか使ってみて残念な点もありましたのご紹介していきたいと思います。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボードの特徴/ 元箱裏

購入の理由

その前に購入までの経緯について少しお話しさせてください。メカニカルキーボードを購入するのは今回が始めてでしたが。購入に至るまでには、ちょっとした理由があります。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード 右側detail

一年ほど前に、M1 Mac miniとMagic Keyboard日本語(JIS)を購入。キーボードに関しては、他の選択肢もあったのですが、シンプルでコンパクトなデザインも結構好みで使い勝手を考えればMagic Keyboardのチョイスが無難と判断。いざ使ってみると、けして使い勝手が悪いわけではないのだが、なんか快適でないというか、何気にストレスというか、なんか違うんだよな〜という感じ。これまでWINDOWSのノートPCばかり使っていた事も影響しているのかもしれません。慣れてしまえば大したことではないのでしょうが、なんともいえない違和感。これを解消すべく試行錯誤するも、この違和感から開放される事もなく約一年が経過。正直、キーボードにこだわりはなかったし、慣れてしまえば作業への影響なんて微々たるものだと考えていました。

お恥ずかしながらタイピングはお世辞にも上手いとは言えずミスタイピングなんて日常茶飯事、これが輪を掛けて残念な状態。流石にイライラの限界に達していた。そんなこともあり、使いやすいキーボードがないものかと興味を持ち始めることに。筆者が影響を受けているクリエイターさんがHHK(Happy Hacking Keyboard)のキーボードを使用されており、しかも印字のない無刻印モデル。もう、これだけでデスク周りがスタイリッシュ。カッコいい〜。とはいえ流石に無刻印モデルはハードルが高すぎて筆者には現実的ではありませんが、Professional HYBRID Type-S 墨やKeychron K2 K6を時折品定めする日々が続いていた。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード 元箱

Keychron K2日本語(JIS)配列を選んだ理由

そんな中で、Keychron K2日本語(JIS)配列が国内で販売開始されれたとのことを知り、大本命のHHKを振り切り、勢いで購入。これまではKeychronの製品は海外サイトでの購入が基本となっていたようですが、2021/8月より、コペックジャパンが日本国内での取り扱いを開始、専門店や大手量販店でも販売されるようになり、ネットでの購入も可能となった。K2の日本語(JIS)配列、英語(US)配列が国内でも手に入るようになったことも購入に至った理由の一つ。HHK Professional HYBRID Type-S 墨には惹かれていたが価格が高いことと…仕様の問題なのか無線モデルのBluetoothに癖がありそうなのも気になっていた。

Keychronでは、よりコンパクトなK6がデザイン的にもインテリアの観点からみて好みではありましたが、使い勝手を考えるとK2はファンクションキーあり、Macで使う方であれば便利なMacレイアウトのメディアキーが搭載されています。また現時点ではK6は日本語配列が発売されていないこともK2を選んだ理由となっています。日本でも英語(US)配列を使用される方も結構いらっしゃるようですが、順応できないという話をされる方も一定数いるようですし、英語(US)配列にはもともと抵抗がありましたので、手を出さないと決めておりました。

キースイッチ「赤軸」「青軸」「茶軸」選びについて

Keychronは「赤軸」「青軸」「茶軸」から選ぶことができますが、基本的にはソフトタッチで入力する方ですので、一番軽いタッチの赤軸を購入。Magic KeyboardもKeychron K2を購入する際も、ネット通販購入なのでキーボードを直接触ることはできないわけで、打感に関しては想像するしかなく、この点が一番の不安点。Keychron K2はメカニカルキーボードなので、実際使うと音がうるさく感じないだろうかという不安ものもありました。個人的にはマウスにしても、キーボードにしてもできることなら音が無音に近い方が好みで、手の感触だけでクリックされたとか、入力できているということが感じられれば、それが理想。ちなみにマウスはこれいい!静かで薄型のBluetooth ワイヤレスマウス「Scheki マウス」を使っていますが、クリック音はほぼ無音。(最高です…笑)

だったら、Magic Keyboardのほうが向いてるし、「そもそもメカニカルキーボードを買うなよ!」って突っ込まれそうですが。ミスタイピングの多い筆者にこそ、メカニカルなキーボードの方が、タイピング練習にも効果があるのではないかというのも選んだ理由の一つ。(勝手な思い込み的見解です)。メカニカルキーボードにしたもう一つ理由が、動画編集で使用している「DaVinci Resolve Speed Edito」も同じメカニカルキーボードでこの打感が心地よく、つい打ちたくなるそんな打感が気に入っていました。ちなみにこれも赤軸を使っているらしい。Keychron K2に比べると、もう少し柔らかいタッチで静かです。

DaVinci Resolve Speed Edito

Gateronスイッチの特徴

Keychron K2は、「赤軸」「青軸」「茶軸」の3種類のGateronスイッチから選べます。キースイッチは交換可能ですので、他のスイッチを購入すれば自分で簡単に交換も可能です。交換の際は、付属のキープラーを使って、キーキャップを外してからキースイッチを外し交換します。 キーストロークの寿命は最大5,000万回。それでは、Gateronスイッチの「赤軸」「青軸」「茶軸」の3種類のそれぞれの特徴について簡単にご紹介します。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード 赤軸

項目 赤軸 青軸 茶軸
キー荷重 45 ±15 gf 60 ±15 gf 55 ±15 gf
動作までの動き 2 ±0.6 mm 2.3 ±0.6 mm 2 ±0.6 mm
全体の動き 4 ±0.4 mm 4 ±0.4 mm 4 ±0.4 mm
反応 リニア クリッキー タクタイル
サウンドレベル 静か クリッキー 穏やか
最適性 オフィス
ゲーミング
タイピスト オフィス
ゲーミングの中間

キースイッチは静かで軽い打感が好みなら「赤軸」ちなみに反応は一定のペースで荷重がかかっていくリニアでスッと素直に、そして素早くに沈み込んでいくタイプ、打感をしっかり感じたい方には「青軸」タイピングが重く、少し力が必要ですがタッチの感触がしっかり返ってくるため軽快なフィーリングを感じられるクリッキー、カチッという音が結構うるさいですが、好きな方はこの音も含め好みらしい。「茶軸」はその中間、ある程度の打感と穏やかな音、反応は最初は赤軸よりわずかに重く感じる程度ですが途中でグッと重くなり、その後荷重がスッと抜ける。戻りも同じような負荷の変化があり、キレが良くメリハリの効いたフィーリングが特徴のタクタイル。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード キーキャップ交換

キースイッチは交換可能でGateronスイッチから選べます。お好みのスイッチを購入すれば自分で簡単に交換も可能です。交換の際は、付属のキープラーを使って、キーキャップを外し交換します。

MacとWindowsのキーレイアウトがスイッチひとつで切替可能

Keychron K2は、MacとWindowsの両方で使えるキーボードですが、MacとWindowsのキーレイアウトがスイッチひとつで切替可能というのが嬉しい。なお、ファンクションキーはMacと同じキーレイアウトを備えています。切り替え方法はキーボードの左側にある「Win/Android」と「Mac/iOS」の切り替えスイッチを切り替えるだけです。文字が小さすぎて、正直見づらいですが充電ポートの隣にあるスイッチで、向かって左側に入れると「Win/Android」用に、右側へ入れると「Mac/iOS」用に切り替わります。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード bluetoothとwindows/macの切り替えスイッチ

また購入時はキーキャップがMac用の仕様になっていますので、Windowsをメインで使う方は、以下の交換配置シートを参考に付属のWindows用キーキャップに交換し使用できます。また、この交換配置シートは、キースイッチなどを交換する際にもキー配置がわからなくなった場合などのナビにも使えますので大事に保管しておきましょう。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード Windows用キーキャップ変更表

交換の際は、付属のキープラーを使って、キーキャップを外し交換しますが、キープラーがあれば、ほとんど力を入れなくても簡単に外せます。取り付けもキースイッチの+字にキーキャップを合わせ軽く押し込むだけで簡単に取り付けできます。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード 付属品、取扱説明書

ケーブル、Bluetooth接続に対応

Keychron K2は、「ケーブル接続(有線)」と「Bluetooth接続(無線)」の両方に対応しています。接続方法は前述で説明した「Win/Android」と「Mac/iOS」の切り替えスイッチの隣にある「BT」と「Cable」の切り替えスイッチを切り替えます。このスイッチを真ん中「OFF」にするとキーボードの電源をOFFします。Bluetoothのバージョン:5.1です。

Bluetooth接続方法

「Bluetooth接続」の場合「BT」側に入れます。「fn」キー + 「1」を3秒間押すとペアリング開始しますのでデバイス(PC等)側で接続設定すればOK。なおbleutoothは最大3台のデバイスとペアリング登録可能。『fn + 1』『fn + 2』『fn + 3』の組み合わせキーが使用可能ですので、2台目のデバイスとペアリングする場合は『fn + 2』、3台目は『fn + 3』でペアリングし登録できます。切り替えは登録(ペアリング)した組み合わせキー『fn + 1』『fn + 2』『fn + 3』のいずれか短く押すだけで、瞬時に切り替わりキーボードでの入力が可能となります。

ケーブル接続方法

 「ケーブル接続」の場合は、付属のType-Cケーブルでキーボードと使用されるPCなど接続し、スイッチを「Cable」に切り替えれば使用可能です。接続方法は付属のマニュアルやガイドシートのようなものにも案内があります。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード設定マニュアルシート

RGBバックライトとWHITEバックライトモデルの比較

K2は「18種類のRGBバックライト」と「White LEDバックライト」の2つのモデルが販売されております。 RGBライト搭載モデルはアルミニウムフレーム、White LEDライト搭載モデルはプラスチックフレームとなっています。価格は約2,500円程度、RGBモデルが若干高めです。アルミニウムフレームが欲しくRGBバックライトモデルにしましたが、ライト効果が結構派手な印象で正直好みではありません。バックライトはMacを使用の場合「f5」、Windowdsを使用の場合「fn + f5」、または「fn + ライト効果キー(右上の電球マークのキー)」でオフ設定も可能です。興味ないし使うつもりはありませんでしたが、せっかくなので18種類の効果を試すことに。すると1種類だけ良さげライト効果を見つけました。その効果は、何もしない時はバックライトは消灯したままで、入力したキーだけが点灯するというものです。キーに印字されている文字と、そのキーの下の方が光るようになっています。キーを打った瞬間だけ光るので、不快にも感じませんし意外といいかも!?という感じ。何気に気に入ってしまって、この効果を常用しています(結局使っとるやん!意志弱っ…。)。ちなみにバックライトのモード切替は右上の電球マークのキーを1回押すごとに切り替わります。RGBモデルでは「fn + ←」または「fn + →」ライトの色を調整する事もできます。

キーボードのサイズと重量

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード

  • WHITEバックライトモデル:重量 663g / 313×123mm(高さ30mm(キーキャップフロント)/40mm(キーキャップリア))
  • RGBバックライトモデル:重量 794g / 317×129mm(高さ30mm(キーキャップフロント)/40mm(キーキャップリア))

RGBバックライトモデルはアルミニウムフレームの分、重量は重くなっています。移動などで持ち運びをされる方には少々重さはあります。

4000mAhの大容量バッテリー

4000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、バックライトをオフにして使用した場合、最大240時間、バックライト点灯時で70時間のタイピングが可能。デフォルトでは10分を過ぎると自動スリープモードになりますが、「fn + S + O」を3秒押すと無効(OFF)にできます。有効にする場合は、もう一度「fn + S + O」を3秒押します

キーボードのリセット

キーボードの設定を工場出荷時の状態にリセットする場合、「fn + J + Z」を4秒間押します。キーボードに何かしらのトラブルや問題が起こり解決できない場合にリセットしてみる良いでしょう。

2)Keychron K2のオススメなところ

仕様や特徴など説明してきましたので、改めて説明するまでもありませんが、その中でも使いやすかったり、満足している点についてご紹介いたします。

打感が良い

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード 左側detail

「キーボードには打てれば良い」と思っているくらい、こだわりがなく、またタイピングにこだわったキーボードをほとんど使った経験がないので比較対象もほとんどなく説得力に欠けるのですが、打感はこれまで使っていたものとは全く異なり、感触の良さは雲泥の差。キーの距離感はもう少し狭くてもいいのだが、逆に慣れてしまえばタイピングミスも減って作業性も上がりそう。何より打っていて楽しい。打つことが楽しくなるキーボードというのは仕事をする上でもプラス。HHKなど評価の高いキーボードも試したくなっておりキーボード沼にハマりそうで怖いです。

Bluetoothで3台まで接続可能で対応デバイスもしっかりカバー

Bluetoothでペアリング登録しておけば最大3台のデバイスに接続できる。また対応デバイスもWindows/Android/Mac/iOSをカバー。筆者の場合はメインはMacとWindowsノートPC、iPadの3台に登録しており、簡単かつ瞬時に切替ができるので快適、MacとWindowsのキーレイアウトもスイッチひとつで切替可能簡単なので、とても使いやすい。こう言うところって、キーボードによっては使いづらい仕様のものがあったりしますが、今のところそのような点も見当たらず快適に使えてます。

3)Keychron K2のイマイチなところ

基本的には満足していますが、3つほどイマイチというか気になる点がありましたのお伝えしておきます。一つは人によっては大きなマイナスポイントになるかもしれませんので必ずチェックしておいてください。

キーボードの高さが高い

キーボードの高さが高いので打ちにくい。筆者は男性としては手は大きくないほうなので、手の動きが制限されるというか軽快に動かしにくく、それもあってか疲れやすくも感じます。キーボードの底部にある高さ調整で多少は打ちやすくなりますが、パームレストは必要と感じます。パームレストはない方がデスク環境としてスッキリ見えますしスタイリッシュで好みなのですが致し方ないかな。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード高さ調整

音問題

比較静かな赤軸のメカニカルキーボードですし、強いタッチで打つ方ではないので言うほどでもないかもしれませんが、音はそれなりにしますので周囲に人がいる時は気を使いそう。特がガツガツ打つタイプの人は作業環境次第では周囲の迷惑も考えて検討した方が良さそう。

K2日本語配列の上下左右に移動させるキーが残念すぎる

K2の日本語配列に限ったイマイチな点になります。これさえなければ…と言えるほど最悪な残念ポイントかもしれません。購入当初から少し気になっていており、唯一購入を躊躇してしまった点だったのですが、キーボードを見てすでにお分かりの方もいるかもしれませんが、上下左右に移動させるキーの「上」キーの位置が一般的なキーボードとは異なるということ。まだそれだけなら目をつぶれるレベルなのですが、上へ移動させるときだけは「fn + 上キー」を押さないといけないのです。筆者は、いや一般的に、上下左右に移動させるキーって頻繁に使ったりしますよね!?少なくとも筆者は結構使いますが、これが毎回「Fn」キーと一緒に押さないといけないのだから、まだ慣れず作業ロスとなっています。

Keychron K2 日本語配列メカニカルキーボード右側キー配列

だったら、右上のバックライトのモード切替キーをなくしてpage up/downとhome/endを一つ上にシフトしてしまえば、上キーを単独で生かせるのに…。その上で一つ上にシフトさせた「page up」にバックライトのモード切替キーを使えるように「fn + page up」でライト切り替えするようにした方が、ユーザーのみんなが幸せになる設定だと思うんですが。バックライトの切り替えはメーカーの売りだとは思うので、筆者が言うようなことはしたくないのは理解できない訳ではありませんが、これはメーカー側のエゴですよね。日本語配列の配置を決める段階で恐らくこの案は簡単に浮かびそうなものですが、ここだけが残念です。ちなみに英語(US)配列は一般的なキーボードのように「上」キーだけで移動できますが、筆者の場合、英語(US)配列避けたいので…イマイチな点はわかっていて購入したわけです。愚痴を言ってもしかたないのですが…ユーザー側で、設定を変えられればいいのにな〜。

4)最後に

最後に残念な内容を紹介してしまいましたが、とはいえ高い満足感を与えてくれる打感、デザイン性は単調な入力作業のモチベーションを上げてくれ、価格と性能・品質とのバランスが良いコスパの高いキーボードと言えます。キーボード選びの参考にしていただければ幸いです。