「M1 Mac mini 」に乗り換えてみた|動画編集に使えるコスパ最強パソコン | 32ARTS(サニーアーツ)

「M1 Mac mini 」に乗り換えてみた|動画編集に使えるコスパ最強パソコン

appleシリコン搭載「M1 Mac mini 」パソコン

やっぱり凄かった「Appleシリコン搭載のM1 Mac」これまでApple製品に興味を示さなかったWINDOWS派(別にアンチではありませんが)の筆者が、遂に「M1 Mac mini」を購入。素直に、この価格でこのパフォーマンスは「驚きです!素晴らしい!コスパ最高!」これまで見向きもしなかったMac製品を購入した理由は「動画編集の効率化」。実際に購入して良かったところから、不満点まで紹介します。

1)動画編集のためのPC選び

最近は動画撮影、編集に夢中な筆者ですが、約2年前(2018/9月)に購入したDELLノートパソコンは動画編集となるとスペックが足りず、とにかく重たく作業効率が悪い。当時、動画編集はほとんどする機会もなく、筆者の仕事であるWEBデザインの作業がストレスなくできるレベルであればと購入したPCでした。ところが、動画制作となると…PCへの負荷も重く、4Kなんて再生がカクついてまともに編集なんて、できるレベルでない状態。誤魔化しながら何とか使っていたものの、ただでさえ動画編集は時間がかかる作業でしたが、PCのパフォーマンスによる作業ロスは軽視できない状況に。この無駄に浪費している時間を改善すべく作業環境を見直すことに。

M1 Mac mini 設置画像

動画編集の作業ロス改善にあたり問題点を上げてみる

高画質でコスパの良いPCモニター Dell「U3219Q 31.5(32)インチ 4K HDR USBーC / IPS」にも記載のように動画編集は想像していた以上に時間のかかる作業です。仕事への影響も出はじめ、このままではせっかく始めた動画制作を継続することが難しくなるのでは無いかと考えました。まだまだ経験不足のため、技術面や作業効率の改善をしなければならないと感じてはいましたが、そもそも、パソコンのモニターサイズやスペックによる作業効率の低さは明らか。ということで作業ロスになっている点をまとめてみました。

  • 編集画面で動画の表示枠が小さく画面が見づらいために、編集に時間が掛かりクオリティも下がってしまう、画面切り替えの手間がかかる。(モニター要因)
  • 動画再生時がカクついてまともに確認できない。再生による確認を行うために、何度も書き出しを行い確認・修正しなければいけないのでこれもかなりのロスとなる。(スペック要因)
  • ファイル読み込み、書き出しに時間が掛かる。(スペック要因)
  • 再生のカクつき対策のためキャッシュファイル設定が必要。そのためキャッシュファイル化にかなりの時間を要する、ファイルも大きいためディスク容量の圧迫の原因にもなっている。(スペック要因)
  • カラーグレーディングで、色味の確認がしづらい(画面サイズ、画質による問題点)(モニター要因)

簡単に言えば「モニター(大きさと画質対策)」「パソコン(高スペック化)」の買い換えが必要になったということです。モニターは高画質でコスパの良いPCモニター Dell「U3219Q 31.5(32)インチ 4K HDR USBーC / IPS」を購入(購入した理由など詳しい内容掲載しておりますのでご覧ください)。そして、このモニターと一緒に「M1 Mac mini」を購入。

作業環境の重要性

少し話が外れてしまいますが、デスクワーク中心の筆者にとって、PCデスク周りの空間づくりは、仕事のモチベーションや効率アップに繋がっていると日々感じています。このためPC・モニターのパフォーマンスと同じくらい、サイズ感、デザイン性、使い勝手なども、機器選びには欠かせない重要なことだと考えています。

PCデスク周りの環境をスッキリ!快適な在宅ワークに掲載のように、PCデスク周りをなるべくシンプルにすっきりさせたいという考えは常に持っていますので、これまで余計なケーブル配線が最小限に抑えられるノートパソコン一択の考えでした。

PCデスク周りの環境

常にPCデスク周りのパソコンの環境はシンプルですっきりとしておりました…と言うより、すっきりとした環境を保つためのPCや周辺機器選びにこだわってきた経緯もあり、今回のパソコン買い換えは、正直悩みましたが、省スペース設計の「M1 Mac mini」にシンプルかつベゼルが極狭で最小限のサイズ感に抑えられたDell「U3219Q 31.5(32)インチ 4Kモニター」の組み合わせは、せめてもの抵抗として悩んだ末の選択とも言えます。

同時発売したMac BookAir/MacBookPro13インチとDELLのモニターの組み合わせも考えましたが、外部HDD,SSDなどの使用も考えると結局、デスク周りがケーブルなどでごちゃつくことが懸念され、そもそも外出先での使用する機会もあまりないので、価格面からも安く抑えられる「M1 Mac mini」をチョイス。

PCデスク周りーワークスペース

2)Appleシリコン搭載のM1 Macの魅力・凄さ

これまで使用していたノートパソコンのスペック

これまでは「DELL inspiron 15 5000 AMD-5575 / AMD Ryzen 7 2700U モバイルプロセッサー Radeon TM RX Vega10 グラフィックス付き メモリー16GB / 512GB SSD 15.6インチのFHDモニター」、基本2.2GHz / 最大3.8GHz 4コア / 8スレッド、購入価格も当時で130,000円(税込)程度とスペックはそれなりですが、コスパもよく使用用途からも、まずまずで作業に支障のないパフォーマンスでした。モニターサイズもこのぐらいあれば作業に問題なかった。ただし、モニターの画質はWEBデザインをする者としては褒められた選択ではありませんでしたが(汗)。

購入したM1 Mac miniのスペック

今回、新しく購入したのが「Mac mini Apple M1チップ メモリー16GB(増設) / 512GB SSD |CPU 8コア (4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU) / GPU 8コア の16コアNeural Engine」。購入価格は124,080円(税込)、MacのMagic Keyboardも同時購入したので合計:134,860円。仮にMac BookAirで同じメモリ、ストレージにした場合で164,780円。価格だけで見れば、Macとしては安い価格帯のモデルですが、PC全般で見れば、決して安い訳ではありません、もっと安いWindows PCも沢山あります。しかし、ここでお伝えしたいのコスパ良さ。価格に対してのパフォーマンスが桁違いなんです。

M1 Mac mini とMagic Keyboard元箱

M1 Macのコスパがすごい

これまでMacは、Windowsでも搭載されているインテルCPUでしたが、正直価格からすれば、Appleというブランド力もあり、長年買い換え続けていたDELLのパソコンに比べて割高感は拭えませんでした。デザイン性にしても購買欲を掻き立てられるほど魅力を感じることもなく…結局のところ、デザイン・性能を含めてのコストパフォーマンスとしても筆者には響かなかったわけです。しかし、このAppleシリコン搭載のM1 Macは様子が違う。160億個という驚異的な数のトランジスタを搭載。CPU、GPU、I/Oをはじめとする重要なパーツとコントローラのすべてを、非常に小さな1つのチップの上に組み込んだ、Macで初めてのシステムオンチップ(SoC)。ミニマムで効率的な設計により並外れたパフォーマンスを発揮。電力効率も他社CPUと比にならないレベル。ほとんど熱が発生しないせいなのか、あのうるさいファンの駆動音とはおさらば。その証拠にMac BookAirなんてファンレスです。ノートPCの消費電力が少ないためバッテリーは最大18時間もつとか何もかもが凄くて桁違いです。M1チップという革新的なCPUにより、PCも新しいステージに突入したと言っていいのではないだろうか。MacBook Pro (16-inch, 2019) / 8 Core Intel Core i9/2.4GHz、価格にして税込で30万越えのノートPCと同等の性能だという見解もあるようだから驚きだ。動画編集に関して言えば、実際はそれ以上にサクサク動くという話も聞くほど、スペックだけでは計れない進化がありそうにも感じます。それほど、M1は無駄のない効率的な働きをしてくれるCPUなのでしょう。

いずれにしても、動画編集でM1 Mac miniと同等、またはそれ以上のパフォーマンスのパソコンを同じ予算で手に入れることは不可能です。DELLなどの他社製品と実際に検討もしてますが、少なくとも今回の購入で掛かった費用の1.5倍? いや、それでは難しい…。仮にM1がIntel Core i9クラスのCPUのパフォーマンスと同等、それ以上とするならば、恐らく2倍以上の投資は必要ではないだろうか。現時点では、このような情報や話題が出るほどコスパに優れたPCと言って間違い無いでしょう。実際に動画編集で使って大袈裟な話ではないと感じさせられるパフォーマンスであることも付け加えておきます。
※この記事は筆者が調査した情報と実際に購入した体験談を元に、あくまでも筆者目線の見解として掲載した内容となりますので、ご了承ください。)

M1 Mac miniのルックス

では、少しルックスについても触れてみましょう。外観デザインは従来のモデルと全く同じようです。1枚のアルミ板から作り出されたユニボディデザインを採用。特に購買欲を掻き立てられるほどのデザインとは思いませんが、コンパクトデザインなのは、とてもいいです!嬉しい。どうせ見えないところに隠してしまうのですが、このサイズ感は省スペースで気に入りました。確かに他社製品ではないデザインで、Apple人気の理由のひとつなのでしょう。デスクトップによくあるデカめなPCマシーンなんて…拒絶反応起こします。絶対に買いたくない。接続と拡張性は高速のThunderbolt / USB 4ポートが2つ。USB-Aポートも2つ。HDMI 2.0、Wi-Fi 6、ギガビットEthernet。USB 4ポートが2つって。。。少なすぎ!。ほんと、ノートパソコンじゃないんだから、普通に付けられたでしょ!次のモデルからとか…?USB 4ポートくらいで出し惜しみするなよ。

M1 Mac mini 接続と拡張性 Thunderbolt / USB 4ポート

動画編集ソフトでのパフォマンス比較

実際に使用していたノートパソコン「DELL inspiron15」では、動画を始めた頃はCyberLinkの「PowerDirector」を使用しており、FHD(2K)での編集がメインで、ソフトが軽いこともあり、動画再生時に若干のカクつきが出ることもありますが、作業効率に大きな影響は感じられない程度。(WINDOWSで動画編集を始めたい方で、パソコンスペックがネックになる方であればCyberLinkの「PowerDirector」は比較的、負荷も軽く、動画編集初心者の入り口として扱いやすいソフトでお勧めです。) しかし動画制作を続けていく中で、カラーグレーディングやより高度な編集機能を求めるようになり「DaVinci Resolve16」へ移行するも、ソフトが重くFHDでも再生に難あり。キャッシュファイル設定により、再生がスムーズにできる対策方法で、FHD(24fps)であれば何とかやれておりましたが、FHD(50fps)以上、4K(24fps)では、カクつきが酷くまともに再生できません。また、各元画像のキャッシュファイル設定にはファイルサイズにもよりますが数十分から1時間かかる上、ストレージを圧迫しディスク容量が足りなくなるなどの動画編集の負担になっていました。

「カクつき」とは

※動画編集ソフトでの「再生のカクつき」とは、編集時に元動画や編集した動画を再生する際に、「スムーズに再生されない」「映像が途切れてしまったり、飛び飛びで再生されたり、停止してしまったりする」ような症状をここでは「カクつき」と表現しています。これにより、動画をカット編集(切ったり繋いだりする)で細かな作業が難しくなり、再生がスムーズにできないことで、カット編集の確認、カラーグレーディング(カラー補正など)確認、その他編集の確認がしっかり行えないために、手直し作業が増えるなど大幅に作業効率が下がってしまう。結果的に作品のクオリティにも影響します。

動画編集ソフト「DaVinci Resolve」でパフォーマンスを検証

使用する動画ソフトはM1 Macに対応した「DaVinci Resolve17 STUDIO(ベータ版)」。動画データは4K(24fps)ALL-Iで収録したものと、SIGMA fpの4K(24fps) Cinema DNG(RAW)で収録したもので確認。まず、4K(24fps)ALL-Iの再生は「カクつき」がほぼ無し。しかもキャッシュファイル設定なしの状態でカクつきなく、カット編集もサクサク動作します。4K(24fps) Cinema DNG(RAW)の場合、再生は若干、カクつくこともありますが、編集に影響がない程度で、まずまずスムーズな再生は可能。キャッシュファイル設定なしでの結果です。カット編集もサクサクに近いレベルで動作します。データ取り込み、書き出しも大幅に速くなっています。比較データをとっていないので曖昧な表現になってしまい申し訳ありません。ただし、カラーグレーディングやトランジション効果を付加した場合は、この2つのケースだとデータが重くなるため多少のカクつきがでます。とはいえ「DELL inspiron15」ではFHD(24fps)でもキャッシュファイル設定が必要なほどカクつきがあることを考えれば、このパフォーマンスは素晴らしいの一言。前述のMacBook Pro (16-inch, 2019) / 8 Core Intel Core i9/2.4GHzでもここまでサクサクに動かないという検証結果を出している方もいるくらいですので、このコスパは凄い!。今回の32インチDELLモニターとM1 Mac miniの買い換えにより作業ロスを大幅に削減し、編集作業の短縮化に貢献していることは間違いありません。

DELL15.6インチノートパソコンとDellモニター「U3219Q 31.5インチ 4K HDR USBーC / IPS」のダビンチリゾルブ編集画面の表示サイズ比較

不満点

前述で触れましたが、「USB 4ポートが2つ」しかない点。Appleシリコンが発売したばかりでネイティブ対応していないアプリも多い(但し、Rosetta 2では正常動作するアプリも多く、ほとんどはカバーできているのではないかと思われます)。現時点では以上の2つが不満点ではあるが、筆者としては、このコスパであれば大した不満には値しません。

M1 Mac miniの不満ではありませんが、筆者のようなWINDOWS派の場合のMACへの乗り換えについて、不満というかデメリットを挙げると、MACで使えないソフトもあり、Windowsのノートパソコンと2台体制となった点。これにより特に外付けHDD,SSDを使用している筆者の環境ではファイル管理が面倒、デスク周りがごちゃつく。この辺りは今後どうしていくか、検討し対策していきたいと考えています。記事として紹介できることがあれば、今後掲載したいと思います。

1)最後に

Appleシリコン搭載のM1 Mac mini/MacBookはDaVinci ResolveなどのPCに負荷掛かる高性能な動画編集アプリでも十分な高いパフォーマンスを出してくれるPCです。筆者はメモリーを8GBから16GBへ増設しておりますが、8GBでも、体感的にはほとんど差を感じさせないほど、パフォーマンスを発揮してくれるという話もあるほどで、動画編集などの高負荷の作業をされない方であれば、ベーシックなものでメイン機としても十分に活躍してくれることでしょう。ただストレージ(SSD)に関しては256GBからですが、少々心許ない容量なので、できれば512GBは欲しいところです。それでもMac mini(SSD 512GB/メモリ 8GB)が102,080円(税込)、Mac BookAir13で142,780円(税込)です。コスパは間違いなく抜けています。今、パソコン購入を検討中であれば迷う必要はないのでしょう。

MacのMagic Keyboard

なお、Appleシリコン搭載のMacは2021年〜新しいモデルが出てくるでしょうから、16インチMacBook、iMac、進化したハイパフォーマンスなMac Proのコンパクト版などの発売が控えているようですので、その動向も見ながら検討されるのもいいでしょう。ただ、動画編集など高負荷の作業を求めない方であれば販売中のM1 Macのスペックで十分、手が出しやすい価格帯でコスパはかなり高いはずです。 予算がいくらでも許すのであれば、M1 MacよりハイパフォーマンスのPCはいくらでもあります。しかし、筆者のように予算面の問題を抱えている方も少なくないわけで、そんな方の要求に答えてくれるPCの1台であるとお伝えし終わりにしたいと思います。

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